お互い元気なうちに、親が老いたときのことを考える
親を介護するということが想定できているだろうか。
人はいつまでも元気、ずっと生きていると心の中で思っている。
だから、老いを受け入れられず、亡くなることも受け入れられない。
介護なんてまだ先と思っていてはいつまでも考えない。
施設や病院に任せておけばいい、お金は年金でなんとかなると安易に考えないでほしい。
一番の親孝行は、親が思うように最期を迎えてあげること。
やがてくる死に対して自分の考えがないことはとても寂しいこと。
生きること死ぬことに向き合っていない証拠。
施設や病院がどんなとこか知ってから介護をあきらめてほしい。
自分の生活が一番大切だからと介護をしない人は多い。
親のおむつをかえらないとわめいているひとは多い。
自分の小さい頃にしてきてもらったことに感謝できない人が多い。
それはなぜか。
お金を払えばなんとかなると思っているのでは。
家で最期まで過ごす人が増える、超高齢化社会になっていかないと日本はパンクする。
介護したい人も減り、介護したくなるような老人も減っている現状。
元気なときから親子のコミュニケーションをとっておけば大丈夫。
あるおばあちゃんが、元気なうちに、悪くなったらなにもしないでほしいと息子にいっていたが、いざとなったらガンガンに延命治療をお願いしてくる息子家族。
いろんな人にいっておいて、その息子も老いと延命治療を理解しとかないと、
最期の願いは叶わない。
周りが知らないから、延命治療される患者さんが苦しむ。
老衰に延命治療をするのは医療ミスをしているようなもの。
元気なうちに、親子で賢くなろう。
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