好きなことをしてきた人は、たとえ病気になっても元気だった。
体はいくつも病気を抱えていたが、心がカラ元気な人はとても明るい。
病人=暗いなんて当たり前をぶち壊す患者さんがいた。
どうしてそんな深刻な状況で笑っていられるのだろうと、不思議だった。
その人の口癖は「好きなことしないと損じゃわ」だった。
好きなだけ、煙草を吸って、好きなだけ酒をのみ、すきなだけ遊んだ。
「それ(好きなこと)をするために生まれてきたんだろう?」と若い医師や看護師に説教し、隠れてしていた飲酒を見逃してくれと笑顔で頼んでいた。
入院生活をも楽しめるその人は最期まで看護師を口説いていた。
家族に囲まれてとっても穏やかに旅だっていった。
最近では、好きなことをしている人はボケないというデーターもある。
それくらい好きなことをするって重要なこと。
なんだか、嫌なことを我慢して、みんなと同じようにすることがいい子に見られるけれど、そんなの自分を大切にしていないから一番悪い子。
他人からみれば、相当なピンチでも好きなことで埋め尽くされている人生は超楽しい。
最期まで。
あなたはすきなことできていますか?